賃貸の部屋を選ぶときは、間取り選びも重要なポイントになります。なぜなら、住む人数などによって必要となる部屋の数が違ってくるからです。まず1人暮らしの場合は、1R(ワンルーム)や1Kが向いています。1Rは、居室とキッチンの間に仕切りがなく、全体が1つの部屋の中に納まっているタイプであり、1Kは、1つの居室とキッチンに仕切りがあるタイプを指します。
ですので同じ1人暮らしの場合でも、よく料理をする場合はキッチンとの仕切りがある1Kが向いていますし、そうでない場合は1Rでもよいと言えるでしょう。次にカップルで住む場合は、1DK・1LDKといった1つの居室にダイニングキッチンやリビングが付いたタイプや、2K・2DKといった居室が2つあるタイプが向いていると言えます。
いつも一緒にいたいというカップルの場合は居室が1つある1DKや1LDKでよいと言えますが、お互いにプライベートを大事にしたいという場合は、居室が2つある2Kや2DKを選ぶとよいでしょう。さらにファミリーの場合は、2DK・2LDKなどの居室が2つあるタイプや、3DK・3LDKなどの居室が3つあるタイプが向いています。
子どもが1人だけという場合であれば、居室が2つあるタイプでもよいと言えますが、子どもが複数いる場合はその人数に応じて3DK・3LDK以上のタイプを選ぶ必要があるでしょう。また、賃貸の場合は容易に引っ越すこともできるため、家族が増えてから大きい間取りの部屋に移ることも可能だと言えます。